ぶどうの摘芯

一番、苦労するのは摘芯かもしれません。
感覚的な判断で樹勢が強い元気な枝を選んだり、経験が求められます。

摘芯は新しく枝が伸びていく分の栄養を止めて房に養分をまわす事が目的です。

摘芯をする事は大事な作業で、元気な枝になり、実も大きく育ちます。

適期は5月中旬から7月頃に行いますが5月、開花前から行う方が良いです。

ポイントは樹勢が強い元気な枝だけなのですが、判断に戸惑います。

また、摘芯と同時に誘引や一枝に2房あった場合は、残念に思いますが栄養を集中させるため切り落とします。

ポイントは枝元の房を生かして枝先のほうを切り落とします。

摘芯のポイントは生かした一房目から数え7~8節目の先を切り取ります。

 

6月中旬頃になり摘芯すると葉の根本の茎から副梢が出始めます。

副梢の摘芯は房から主枝側の副梢は5節、房先の副梢は2節残します。

ちなみに、今年伸びた枝を「結果母枝(けっかぼし)」と言います。
そこから伸びた葉の脇に伸びる枝が「副梢(ふくしょう)」言います。

特に6月~7月にかけて葉や枝が勢いを増し成長しますが、摘芯と副梢のカット
を繰り返します。

 

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